外食の暇つぶしに子どもへスマホを渡すと、広告を押してストアや別のページが開いたり、画面の端をこすってホームに戻り、写真や電話を触ったりします。にぎやかな店なら音はそれほど目立ちませんが、この2つは店の騒がしさでは隠れません。
逆に言えば、広告・課金と、アプリの外に出ること。この2つを渡す前に止めておけば、席でスマホを渡しても、目を離した間に画面がどこかへ行ってしまうことはなくなります。このページでは、止め方と、家でやっておく準備、渡すときの順番をまとめます。
渡す前に止める2つ
1. 広告と課金:中身で選ぶ
無料のアプリや動画には、広告が付くものが多くあります。小さな子どもは広告と遊びの区別をつけずに押すので、押せばストアや別のページが開きます。ゲームの中に「購入」のボタンがあるものも同じです。
これは設定では止めきれないので、渡す中身を、広告も課金のボタンも無いものから選ぶのが確実です。どうしても使いたいアプリにボタンがあるなら、iPhoneのアクセスガイドでその部分を丸く囲んで、触れなくすることはできます(アクセスガイドの記事の「画面の一部を触れなくする」)。
2. アプリの外:アクセスガイドで固定する
ホームに戻る、通知を引き出す、別のアプリを開く。これはiPhoneに最初から入っているアクセスガイドで止められます。始めると、解除するまで、いま開いているアプリから外に出られません。Androidには同じ役目のアプリ固定があります。
始め方・終わり方、時間制限の付け方はアクセスガイドの記事にまとめてあります。
家でやっておくこと
店に着いてから設定を探すと、そのあいだ子どもを待たせることになります。次の3つは、出かける前に家で済ませておきます。
- アクセスガイドをオンにして、パスコードを決めておく(設定 → アクセシビリティ → アクセスガイド)。パスコードは子どもが見ていないところで
- ブラウザの遊びなら、ホーム画面に追加しておく。Safariのまま渡すと、アドレスバーやタブ、画面の端をこする「戻る」はSafariの中の操作なので、アクセスガイドでも止まりません。ホーム画面のアイコンから開けば、それらが消えます(手順)
- 一度開いておく。店の中は電波が弱いことがあります。そっとあそびは、ホーム画面から一度開いておけば、機内モードでも遊べます
渡すのは「大人が食べている間」に取っておく
料理を待つ間は、メニューの写真を見たり、塗り絵やシールで遊んだりと、スマホでなくても過ごし方がいろいろあります。スマホは、子どもが先に食べ終わって、大人がまだ食べている時間に取っておくと、子どもが座っているのに飽きやすい時間に使えます。
渡すときの順番はこうです。
- 遊びを開いて、遊ぶ画面まで進めておく
- サイドボタン(ホームボタン)を3回押して、アクセスガイドを 開始
- 子どもに渡す
終えるときは、サイドボタン(ホームボタン)を3回押して、パスコードかFace ID・Touch IDで 終了 を押します。
静かな店で音が気になるなら、消音にするか、もともと音の出ない遊びを選びます。アクセスガイドは音までは止めません。
試してみたこと
作り手が、にぎやかなレストランで、大人が食べている間にそっとあそびを渡してみました。ホーム画面に追加したアイコンから開き、アクセスガイドを始めてから渡しています。
- 大人が食べ終わるまで、画面の外に出ることなく遊べた
- 触ると生まれて割れる「しゃぼんだま」のほうが、なぞって描く「おえかき」より食いつきが良かった
- それまで外食ではスマホを渡していなかったが、広告が無いこととアプリの外に出ないことが分かっていたので、渡せた
そっとあそびは、たる坊ワークスの音の出ない0〜3歳向けのタッチ遊びです(触ると割れるしゃぼんだま、なぞると消えるおえかき、暗い空に星が灯るよぞらのほし、指についてくるおさかな)。広告も課金のボタンもありません。アプリのインストールも登録も要らず、ブラウザで開くだけで遊べます。遊びの中から外へのリンクも無く、終えるときは右上の丸を3秒おさえます。
まとめ
- 外食でスマホを渡すなら、先に止めるのは広告・課金とアプリの外に出ることの2つ
- 広告・課金は中身で選ぶ。アプリの外はiPhoneならアクセスガイド、Androidならアプリ固定
- アクセスガイドのオン・ホーム画面に追加・一度開いておく、は家で済ませる
- スマホは「子どもが食べ終わって、大人がまだ食べている間」に取っておく